【健やか21】RSウイルス感染症の報告数が急増。乳幼児は早めの受診と感染予防を(東京都)


 「健やか親子21(第2次)ホームページ」より、専門職向けの学校保健・母子保健に関する最新情報をピックアップしてお届けします。

 「健やか親子21」では、「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を一緒に推進して頂ける企業や団体を募集しています。

乳幼児は早めの受診と感染予防を

 乳幼児を中心に流行するRSウイルス感染症の報告が都内で急増していることから、東京都が注意喚起を行いました。保育所等での複数感染事例も報告されているとのことです。

 RSウイルス感染症は、かぜに似た症状で多くの場合軽症で治まりますが、感染力は強く、1歳未満の乳児の場合や、先天性心疾患、慢性肺疾患などを持つ小児の場合は、重症化するおそれがあります。そのため、早めの受診や感染予防をこころがける必要があります。

 保育所や幼稚園などにおいては、保護者や職員を含めた手指衛生の徹底や、咳などの症状がある場合は無理をさせないなど、感染を拡大させないための注意が必要です。

「健やか親子21」とは?母子の健康水準を向上のための国民運動計画

 「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。

 平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。

 「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。