【健やか21】歩数調査からみた、緊急事態宣言下の幼児の活動実態(順天堂大学)
「健やか親子21(第2次)ホームページ」より、専門職向けの学校保健・母子保健に関する最新情報をピックアップしてお届けします。
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順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科と花王株式会社サニタリー研究所、パーソナルヘルスケア研究所の共同研究グループが、2020年4~5月の新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言下における幼児(1~5才)の活動実態を、歩数の計測を中心に調査し、その結果を発表しました。
本調査から、幼児も保護者も歩数が減少し、その影響が幼児のほうが大きいこと、また「外出しないこと」が幼児の歩数減の大きな原因となっていることがわかったそうです。
日常の行動が制限される日々が続くことで生じる運動不足に伴う健康問題は、成人・高齢者のみならず、特に心身の発育・発達が著しい幼児においても危惧されています。本プレスリリースでは「新しい生活様式」の中でも、子どもの”運動”の多様性を確保するための提言も紹介されています。
外出の有無と幼児の歩数(出典:順天堂大学プレスリリース図2より)
【詳細はこちら】
◆プレスリリース「歩数調査からみた、緊急事態宣言下の幼児の活動実態」の掲載について(順天堂大学/2020年9月10日)
・妊娠中または2020年に出産した女性と妊婦さんの診療を行っている産婦人科医師対象「新型コロナウイル感染に関するアンケート」(9月30日まで)の実施について(妊娠初期の感染性疾患スクリーニングが母子の長期健康保持増進に及ぼす影響に関する研究)
・保護者向けリーフレット「『どうしたの?』一声かけてみませんか ~子供の不安や悩みに寄り添うために~」の掲載について(東京都)
・「令和元年中における少年の補導及び保護の概況」の公表について(警察庁)
・「大粒のブドウによる窒息を予防する~袋に警告の表示を!(山中龍宏)」の掲載について(Yahoo!JAPAN)
・第39回「県民健康調査」検討委員会(令和2年8月31日)の資料(県民健康調査「妊産婦に関する調査」について(案)を含む)について(福島県)
・ユニセフ報告書「レポートカード16」発表 先進国の子どもの幸福度をランキング~の掲載について(日本ユニセフ協会)
・「窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!―網戸に補助錠を付ける、ベランダに台になる物を置かないなどの対策を―」の掲載について(消費者庁)
・日本の小児地域医療を崩壊から守るための緊急メッセージの掲載について(日本小児科医会)
・「オンラインセミナー★新米ママの育児講座★」(9月24日)の開催について(母子衛生研究会)
・新型コロナウイルス感染症の影響についてのアンケートの結果速報の掲載について(発達障害情報・支援センター)
・新型コロナウイルス感染症について妊産婦への新たな支援の開始について(東京都)
・小児看護におけるCOVID-19に関するアンケート結果第一弾の掲載について(日本小児看護学会)
※詳しい情報は、健やか親子21(第2次)ホームページを参照。
「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。
平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。
「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。