東京都が7言語で新型インフルエンザ発生予防のパンフレットを作成
東京都福祉保健局は、新型インフルエンザの予防とまん延防止に役立つよう、7言語によるパンフレット『新型インフルエンザの発生に備えて』を作成した。発生時の対応について正しく理解してもらう狙いもある。
パンフレットは日本語のほか、英語、中国語(簡体字および繁体字)、韓国語、タイ語、スペイン語で情報を掲載。新型インフルエンザの特長、「鳥インフルエンザ」との違いといった概要に加え、感染経路や感染予防策、医療機関の受診方法をまとめている。
各言語3ページずつの掲載で、1冊に7言語分すべてを集約しているため、多国籍の外国人に対応しやすい。誤解されやすい「鳥インフルエンザ」との違いや、正しい手洗いの方法などは、イラストで分かりやすく説明されている。
また最後には、英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語で対応可能な電話相談の番号も掲載し、訪日外国人に利用を呼び掛けている。パンフレットの内容は、ホームページからもダウンロードできる。
記事提供:日本医療・健康情報研究所